ダイエットというと、
「食べる量を減らす」「体重を落とす」ことに目が向きがちですが、実は“骨”を守ることが、健康的で美しい体づくりの土台になります。
若い頃に無理なダイエットや不規則な生活を続けていると、40代頃から骨密度が低下し始め、将来骨がもろくなるリスクが高まります。
日本では、70代後半の女性の約半数が骨粗しょう症に該当するといわれており、決して他人事ではありません。
骨粗しょう症とは、骨の量(骨密度)が減り、ちょっと転んだり、手をついただけでも骨折しやすくなる状態のこと。
実は自覚のないまま進行している人も多く、潜在的な患者数は1,000万人以上と考えられています。
無理なダイエットが骨を弱くする理由
骨は、タンパク質・ミネラル・ビタミンといった栄養素から作られています。
カロリーは足りているのに栄養が不足している状態や、食事量を極端に減らすダイエットを続けると、体は「生きるために必要な場所」を優先し、骨づくりは後回しにされてしまいます。
今からしっかり骨量を蓄えておくことで、年齢とともに少しずつ減っていく“骨の貯金”に備えることができます。
ダイエット中こそ意識したい「骨量アップ」3つの習慣
① 食事が骨をつくる
骨を丈夫にするために欠かせないのは、次の栄養素です。
- タンパク質(骨の土台)
- カルシウム・マグネシウム(骨の材料)
- ビタミンK(骨への定着をサポート)
また、女性ホルモンの低下は骨量減少に関係します。
大豆製品に含まれる大豆イソフラボンを、日常的に取り入れるのもおすすめです。
さらに、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも重要。
食事+生活習慣の両方から補いましょう。
② 適度な日光でビタミンDを活性化

体内にあるビタミンDは、紫外線を浴びることで「活性型」に変わります。
活性化したビタミンDは、食事から摂ったカルシウムを骨に届ける働きをサポートし、骨だけでなく免疫力や筋肉の働きにも関わります。
特別に日光浴をする必要はありません。
日常生活で外を歩く程度で十分です。
③ 運動で骨に刺激を与える

どんなに栄養を摂っていても、骨に刺激がなければ骨は強くなりません。
骨を強くする一番の刺激は、筋肉を使うこと。
- 軽い筋トレ
- ウォーキングなどの有酸素運動
- ストレッチ
これらを無理なく生活の中に取り入れ、「続けられる運動」を習慣にしましょう。
体重だけでなく、「未来の自分」も守るダイエットへ
数字だけを追いかけるダイエットは、将来の不調や老け見えにつながることもあります。
しっかり食べて、動いて、骨を育てる。
それが、リバウンドしにくく、年齢を重ねても美しくいられるダイエットの近道です。
お気軽にご相談くださいね

