食品添加物そのものが直接的に体重増加の原因となるわけではありません。ほとんどの食品添加物はカロリーを含んでいないためです。
しかし、いくつかの点で間接的に体重増加につながる可能性が指摘されています。
食品添加物が間接的に体重増加につながる可能性
- 食欲増進: 一部の食品添加物は、味覚を強く刺激し、食欲を増進させる可能性があります。また、食欲を調整するホルモン分泌に影響を与える可能性も示唆されています。これにより、満腹感を感じにくくなり、食べ過ぎにつながる場合があります。
- 高カロリーな食品への使用: 食品添加物は、油分や糖分の多い加工食品に多く含まれる傾向があります。これらの食品を頻繁に摂取すると、カロリー過多となり、体重増加につながります。
- 代謝への影響: 一部の研究では、特定の保存料がインスリン抵抗性を悪化させ、糖代謝異常を引き起こす可能性や、肝臓に負担をかけ脂肪の代謝を抑制する可能性が示唆されています。また、乳化剤が腸内環境を悪化させ、肥満リスクを高める可能性も指摘されています。
- ホルモンバランスの乱れ: 添加物の中には、ホルモンの働きをかく乱する化学物質が含まれている可能性が指摘されています。
- 腸内環境の悪化: 食品添加物の過剰摂取は、腸内細菌のバランスを崩し、消化吸収に影響を与える可能性があります。
重要なポイント
- 添加物自体にカロリーはほとんどありません。
- 添加物の多い食品は、一般的に高カロリー、高脂肪、高糖質の傾向があります。
- 一部の添加物は、食欲を増進させたり、代謝に悪影響を与えたりする可能性が研究で示唆されています。
- 食品添加物だけでなく、加工食品自体のカロリー密度が高いことも肥満の原因となります。
対策
- 原材料表示を確認し、添加物の少ない食品を選ぶように心がける。
- バランスの取れた食事を基本とし、加工食品の摂取を控える。
- 無添加または添加物の少ない食品を選ぶのも一つの方法です。
結論として、食品添加物そのものが直接太る原因ではありませんが、食欲増進、高カロリーな食品への使用、代謝への影響などを通して、間接的に体重増加につながる可能性があります。食品を選ぶ際には、原材料表示を参考に、できるだけ添加物の少ない、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。
※あまり食べてないのにやせない方
※最近疲れやすい方
※飲酒していないのに、肝臓の数値が悪く出る方添加物の影響かもしれません。心配な方、詳しく知りたい方は、ご相談下さい。
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