今回は、睡眠とダイエットついて
夜更かしする人は肥満になりやすい?
私たち、人間の身体は太陽の動きに合わせた生体リズムを刻んでいます。
これを体内時計と言います。
朝日が昇ると目が覚め、交感神経が働きます。
すると体温が上昇して筋肉系の働きが活発になります。
そして夜、陽が沈むころになると副交感神経が活発になり、昼間食べたものを吸収しようとします。
体温も低下して、自然に合わせた身体の働きを司っているのが体内時計です。
最近はこの自然のリズムとは異なった夜型の生活をする人が増えてきました。
夜に仕事をする人も増えていますが、本来なら寝ているはずの時間帯に起きているということは、体内時計をもっている身体にとって大きなストレスになります。
実際、統計的にみても夜更かしをする人は、そうでない人よりも肥満になる率が高くなっています。
夜更かしによる睡眠時間の減少、吸収効率のよい夜間に食事や間食をするなどが肥満の原因になっているようです。
そのため、夜に働かなくてはいけない人は、特に食生活に気を付ける必要があります。
『一日二食になりがちなところをなるべく三回に分ける』
『間食や余分な糖質を控えたバランスの良い食事』
を心掛けることで、少しでも肥満の原因を取り除くようにしましょう。
朝起きて仕事や学校に出かける人は、少しでも早く寝ることが大切です。
夜更かしをすると朝になっても体温が上がらず、朝食が食べられないため、集中力にかけ、仕事や勉強の効率が低下してしまいます。
そして昼と夜に必要以上にカロリーを補おうとして、食べ過ぎてしまい、肥満になりやすくなるのです。
このような悪循環に陥らないようにするためにも、今日から30分でも早く寝るように意識してみてはいかがでしょうか?
質の良い睡眠をとるためのアドバイス
①寝る直前に、交感神経を刺激するような、スマホやインターネット、運動などをしない。
入浴は睡眠の1時間前には済ませましょう。
②休日に寝だめをしない。
体内時計が狂い不眠の原因になります。
③寝るときはなるべく部屋を真っ暗にし、起きるときは朝日を浴びる。
④睡眠に関係するホルモン「メラトニン」は「脳内(腸内)ホルモン」の「セロトニン」から作られるので、「セロトニン」のもとになるたんぱく質(トリプトファン)、ビタミン、ミネラルをしっかりとる。
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