今回は、やせたい!と思っているのに、ついつい食べ過ぎてしまう方や、甘い物をやめられないなどの、
「本当は○○○したいのに
△△△してしまう」
という悪習慣から抜け出す方法を、心理的な面から考えて生きたいと思います。
本当は何を満たしたいのか?
まず、一見ネガティブに見える行動でも、その行動を起こす動機として、自分を満たすポジティブな意図、目的、ニーズがあるという前提を知ることが重要です。
例えば、
「健康のためにタバコをやめたいのに、ついつい吸ってしまう」
という行動をとってしまう人がいたとします。
タバコをやめたいと思っている本人にとっては、これはネガティブな行動かもしれません。
ではこの行動の奥にはどんな目的があるのでしょうか。
その目的を探っていく方法があります。
それは、「タバコをやめたいと思っているのについつい吸ってしまうという行動をすることで、何を得ているのか?」
と自分に問いかけることです。
タバコをやめたいと思っているのに吸ってしまうという行動をすることで得られていることです。
その答えが、「リラックス」だったとします。
では、「リラックスを得ることでさらに何を得ているのか?」
と問いかけます。
その答えが安心感だったとします。
※この安心感が具体的にどんな感覚か味わうことも重要です。
つまり、この人は、安心感という目的を得る為に、リラックスを感じ、リラックスを得る為の行動として、タバコを吸っているということになります。
ということは、タバコを吸うという行動とは別の方法で、リラックスや安心感を得られる方法を探して行けばいいわけです。
例えば、好きな香水の匂いを嗅ぐとか、ガムを噛むとか、タバコを吸ったときと同様な安心感や、リラックス感を満たすことができれば行動が変えられます。
ダイエットに関しても同様に、
「本当はやめたいのに、ついつい甘い物を口にしてしまうという行動をすることで、何を得ているのか?」
とご自身に問いかけてみてください。
幸福感や、満足感かも知れません。
ポジティブな意図や目的が出てくるかと思います。
その意図や目的を得る為の別の方法を探してみましょう。
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